会社員の物販副業は、不用品販売で流れを覚え、税金・古物商許可・在庫リスクを確認してから少額仕入れへ進むのが安全です。
弥生株式会社が2024年12月24日に更新したネット物販の解説では、販売方法だけでなく、在庫リスク、禁止物品、確定申告、インボイス、棚卸しなど、個人が物販を始める前に確認すべき注意点が整理されています。やよい軒
この記事では、その内容を会社員向けに置き換え、dodaの副業実態調査、パーソルキャリアの発表、警察の古物営業手続、国税庁の確定申告情報も踏まえて、物販副業を始める順番を現実的に整理します。
物販や転売に興味がある方は、仕入れを始める前に「何を売るか」「どのくらいの資金で始めるか」を整理しておくと失敗を減らせます。
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- 会社員の物販副業とは?弥生株式会社の更新内容から見える注意点
- 会社員の物販副業が注目される理由は?doda調査で見る現実
- 会社員の物販副業の始め方は?最初は不用品販売からでよい
- 物販副業と転売の違いは?会社員が注意すべき境界線
- 物販副業で扱いやすい商品は?初心者は小型・軽量・説明しやすい物から
- 中古品販売の古物商許可はいつ必要?不用品販売との違い
- 物販副業の税金は?20万円ルールは売上ではなく所得で見る
- 会社員が物販副業で避けるべき危険な始め方
- 会社員が本業と両立する物販副業の時間設計
- 考察:会社員の物販副業は「最短で稼ぐ」より「最短で失敗を減らす」が正解
- まとめ:会社員の物販副業は小さく始めて数字で判断する
- よくある質問
- 参照した主な情報
会社員の物販副業とは?弥生株式会社の更新内容から見える注意点
会社員の物販副業とは、本業とは別に商品を販売し、売上から仕入れ・送料・手数料などを差し引いた利益を得る副業です。
今回のポイントは、ネット物販が始めやすくなった一方で、税金・在庫・許認可・禁止商品まで確認しないと、思わぬリスクを抱える可能性があるという点です。
弥生株式会社の解説では、ネット物販はフリマアプリ、ネットオークション、ECサイトなどを使って個人でも取り組みやすい一方、販売禁止物品、在庫管理、確定申告、棚卸しなどの確認が必要だとされています。やよい軒
つまり、物販副業は「スマホで出品すれば終わり」の副業ではありません。
商品リサーチ、仕入れ、検品、写真撮影、説明文作成、価格設定、購入者対応、梱包、発送、帳簿付け、在庫確認までがセットです。
ここを軽く見ると、売れた後に忙しくなります。
会社員の場合、本業の前後や休日にこの作業を行う必要があります。
だから最初に見るべきなのは、「何が儲かるか」ではありません。
週に何時間なら無理なく続けられるかです。
筆者としては、会社員の物販副業は「小さな商売の練習」としては非常に相性がよいと考えています。
ただし、順番を間違えると、収入源ではなく在庫と作業に追われる負担になります。
最短ルートは、派手な商品を探すことではありません。
不用品販売で販売の流れを覚え、数字を記録し、法律と税金を確認してから仕入れへ進むことです。
会社員の物販副業が注目される理由は?doda調査で見る現実
会社員の物販副業が注目される背景には、副業をする人と副業を認める会社が少しずつ増えている流れがあります。
dodaが2024年1月29日に公開した副業実態調査では、社会人15,000人への調査として、副業を「している」と答えた人は8.4%、勤務先で副業が認められている人は27.5%とされています。doda
また、パーソルキャリアの発表では、副業の内容として「サービス業(接客・販売)」が21.3%、「株/FX」が18.4%、「ネットビジネス(通販・アフィリエイト・ネットショップ運営)」が10.6%と紹介されています。パーソルキャリア
この数字から分かるのは、副業が一部の特別な人だけの行動ではなくなってきていることです。
ただし、誰でも簡単に大きく稼げるという意味ではありません。
副業をしている人の平均月収は65,093円とされていますが、月収帯で最も多いのは「1万円未満」の48.1%です。
一方で「10万円以上」は13.8%とされており、月10万円以上の副業収入を得ている人も存在しますが、多数派ではありません。パーソルキャリア
ここは冷静に見る必要があります。
物販副業で月10万円という言葉を見ると、初心者は「自分もすぐに狙えるかもしれない」と感じやすいです。
しかし、物販では売上10万円と利益10万円はまったく違います。
仕入れ、送料、販売手数料、梱包資材、返品対応、在庫ロスを引いた後に残る金額が本当の成果です。
会社員が見るべき数字は、次の3つです。
- 1商品あたりの利益
- 1件あたりの作業時間
- 月に無理なく対応できる販売件数
たとえば、1商品あたりの利益が500円なら、月5万円の利益には100件の販売が必要です。
1件あたり出品・梱包・発送・記録に15分かかるなら、100件で25時間です。
本業がある会社員にとって、月25時間の副業作業は軽くありません。
だからこそ、最初から月10万円を目標にするより、まずは月1万円の利益を安定して作る方が現実的です。
月1万円でも、販売、発送、記録、改善まで自分で回せているなら、それは立派な商売経験です。
会社員の物販副業の始め方は?最初は不用品販売からでよい
会社員が物販副業を始めるなら、最初は自宅の不用品販売からで十分です。
理由は、仕入れ代をかけずに、販売の基本動作を一通り経験できるからです。
いきなり仕入れから始めると、売れなかったときに在庫と赤字が残ります。
しかし、不用品販売なら、家にある使っていない服、本、家電、小物などを出品できます。
失敗しても、仕入れ損は発生しにくいです。
不用品販売で学べることは多くあります。
- 写真の撮り方
- 商品説明の書き方
- 相場の見方
- 送料の確認
- 販売手数料の計算
- 梱包にかかる時間
- 購入者とのやり取り
- 発送方法の選び方
- 利益の記録方法
この経験を飛ばして仕入れへ進むのは、練習なしで試合に出るようなものです。
会社員の物販副業は、次の順番で進めると失敗を小さくできます。
- 会社の就業規則を確認する
- 週に使える副業時間を決める
- 自宅の不用品を5〜10点出品する
- 売れた商品の送料・手数料・利益を記録する
- 梱包と発送にかかった時間を測る
- 売れやすいジャンルを確認する
- 少額仕入れでテスト販売する
- 続けられる商品だけを残す
筆者としては、初月の目標は売上金額ではなく「販売の一連の流れを3回経験すること」でよいと考えます。
1件売る。
梱包する。
発送する。
利益を計算する。
この小さな流れを自分で回せるようになってから、仕入れを考えるべきです。
特に会社員は、本業という安定収入の土台があります。
その土台を壊してまで、急いで仕入れを増やす必要はありません。
副業初期に必要なのは、売上の大きさではなく、失敗しても戻れる小ささです。
最初の売上を作りたい方は、感覚で仕入れる前に、物販の基本と自分に合う進め方を確認しておくことが大切です。
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物販副業と転売の違いは?会社員が注意すべき境界線
物販副業と転売は似ていますが、会社員が取り組むなら「継続して管理できるか」を基準に分けて考えるべきです。
物販は、商品を仕入れて販売する商売全般を指します。
メーカー、卸業者、自作品、中古品、不用品など、扱い方は幅広いです。
一方で転売は、小売店や個人から買った商品を別の場所で売る形で語られることが多く、需要差や価格差を狙う傾向があります。
整理すると、次のようになります。
| 項目 | 物販 | 転売 |
|---|---|---|
| 主な仕入先 | メーカー、卸業者、自作品、不用品など | 小売店、個人、フリマアプリなど |
| 商品の考え方 | 継続販売・管理を前提にしやすい | 価格差や需要差を狙いやすい |
| 向いている人 | 長く運用したい人 | 相場変動を追える人 |
| 注意点 | 在庫、品質管理、許認可 | 買い占め、規約違反、法律違反、社会的反発 |
| 会社員向きか | 小さく設計すれば向いている | 時間と規約確認の負担が大きい場合がある |
重要なのは、転売という言葉だけで違法と決めつけることではありません。
問題になるのは、模造品、偽ブランド品、チケットの不適切な販売、許認可が必要な商品の無許可販売、プラットフォーム規約違反などです。
会社員が副業として取り組むなら、限定品を追いかけて短期利益を狙うより、ルールを守って小さく続けられる物販に寄せた方が安全です。
本業がある人には、店舗を回り続ける時間も、急な相場変動に張り付く時間も限られています。
だから、会社員の物販副業では「高く売れそう」より「継続して管理できる」を優先するべきです。
短期の爆発力より、信用と数字を積み上げる。
これが会社員向けの現実的な設計です。
物販副業で扱いやすい商品は?初心者は小型・軽量・説明しやすい物から
会社員が最初に扱うなら、小さく、軽く、壊れにくく、状態を説明しやすい商品が向いています。
利益率だけで選ぶと、保管、検品、返品、発送で詰まりやすくなります。
初心者の会社員が扱いやすい商品の条件は、次の通りです。
- 小さくて保管場所を取らない
- 軽くて送料を読みやすい
- 壊れにくい
- 写真で状態を伝えやすい
- 検品しやすい
- 梱包が簡単
- 返品時の損失が大きすぎない
- 同じサイズの箱や封筒で発送しやすい
特に大事なのは、最後の「同じサイズで発送しやすい」という視点です。
物販初心者は、商品ごとの利益ばかり見がちです。
しかし、会社員が週3〜5時間で回すなら、商品サイズがバラバラだと発送作業が重くなります。
同じ封筒、同じ箱、同じ配送方法で送れる商品に絞るだけで、作業時間はかなり減ります。
反対に、最初から避けたい商品もあります。
- 大型で保管場所を取る商品
- 割れやすい商品
- 高額で真贋確認が難しい商品
- 食品や酒類など許可確認が必要な商品
- 医薬品・医療機器など法規制が関わる商品
- イベントチケット
- 模造品、偽ブランド品
- 著作権や商標権を侵害するおそれがある商品
弥生株式会社の解説でも、商標権や著作権を侵害する模造品、薬品類、イベントチケットなど、販売に注意が必要な物品が整理されています。やよい軒
初心者ほど、高利益に見える商品に引き寄せられます。
しかし、高利益に見える商品ほど、真贋確認、許認可、破損、返品、クレーム対応の負担が大きい場合があります。
会社員の副業では、利益率よりも事故率を下げるべきです。
最初は「小さい・軽い・壊れにくい・説明しやすい・同じ配送方法で送れる」の5条件を満たす商品から始める方が安全です。
これは地味です。
しかし、副業初期に必要なのは派手な利益ではありません。
崩れない運用です。
中古品販売の古物商許可はいつ必要?不用品販売との違い
中古品を販売目的で仕入れて継続的に売る場合、古物商許可が必要になる可能性があります。
一方で、自宅にある不用品を売るだけなら、一般的には古物商許可は不要と考えられます。
この違いを曖昧にしたまま始めるのは危険です。
家にある使わなくなった物を売ることと、利益を目的に中古品を仕入れて販売することは、意味が違います。
後者は「古物営業」に該当する可能性があります。
神奈川県警察の古物営業許可申請手続では、新規許可申請の手数料は19,000円、許可証交付までの期間は概ね40日とされています。神奈川県警察
古物商許可の申請窓口は、主たる営業所の所在地を管轄する警察署の生活安全関係の窓口です。
ただし、必要書類、受付方法、支払い方法、審査の進み方は地域や申請内容によって変わる可能性があります。
最新情報は、自分の営業所所在地を管轄する都道府県警察や警察署で確認してください。
会社員が物販副業で中古品を扱う前に確認すべき項目は、次の通りです。
- 自宅の不用品販売なのか
- 販売目的で中古品を仕入れるのか
- 継続的に販売する予定があるのか
- 事業として販売する規模なのか
- 営業所の所在地をどこにするのか
- 管轄警察署で古物商許可の要否を確認したか
筆者としては、会社員が最初から中古品仕入れに進む必要はないと考えます。
まずは不用品販売で流れを確認する。
その後、中古品を仕入れて継続販売する段階になったら、古物商許可を確認する。
この順番で十分です。
法律確認を後回しにして売上を作るのは、資産形成ではありません。
リスクの先送りです。
物販副業の税金は?20万円ルールは売上ではなく所得で見る
会社員の物販副業では、税金を「売上」ではなく「所得」で考える必要があります。
所得とは、売上から必要経費を差し引いた金額です。
国税庁の副業向け確定申告資料では、年末調整済みの給与所得者が副業などで得た所得が20万円を超える場合、確定申告が必要とされています。
また、医療費控除やふるさと納税などで確定申告を行う場合は、副業所得が20万円以下でも申告が必要になると説明されています。国税庁
ここでよくある誤解が、「年間売上20万円以下なら確定申告不要」という理解です。
これは正確ではありません。
見るべきなのは売上ではなく、売上から仕入れ、送料、販売手数料、梱包資材費などを差し引いた所得です。
たとえば、年間売上が100万円あっても、仕入れや送料などの経費が85万円なら、所得は15万円です。
この場合、給与所得者で他に副業所得がないなど一定条件を満たすなら、所得税の確定申告が不要になる可能性があります。
ただし、注意点があります。
所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告が必要になる場合があります。
また、個別の状況によって扱いは変わります。
迷う場合は、税務署、自治体、税理士などに確認してください。
物販副業で最低限記録すべき項目は、次の通りです。
- 売上金額
- 仕入れ金額
- 販売手数料
- 送料
- 梱包資材費
- 返品・返金の有無
- 在庫数
- 期末に残っている在庫金額
- 取引日
- 販売先プラットフォーム
弥生株式会社の解説でも、期末に在庫を抱えている場合、利益を正しく把握するために棚卸しが必要になる点が整理されています。やよい軒
物販は、お金の流れが細かい副業です。
記録しないまま続けると、売れているのに利益が残っていないということが起こります。
会社員が最初に使うべきものは、高額な分析ツールではありません。
まずはスプレッドシートや会計ソフトで、売上・経費・在庫を記録することです。
最初の1個を売った日から記録する。
これだけで、後から大きな手戻りを減らせます。
会社員が物販副業で避けるべき危険な始め方
会社員が物販副業で避けるべきなのは、知識ゼロのまま大きなお金を動かすことです。
特に危険なのは、次の始め方です。
- 初月から大量仕入れをする
- 利益計算をせずに売れそうな商品を買う
- 規約を読まずに無在庫販売をする
- 中古品仕入れの古物商許可を確認しない
- 許認可が必要な商品を安易に扱う
- 高額ツールを買えば稼げると思い込む
- 本業の就業規則を確認しない
- 売上だけを見て利益を計算しない
- 送料を後から調べる
- 在庫を置く場所を決めずに仕入れる
会社員は毎月の給与があるため、副業初心者でも高額講座や大量仕入れに手を出せてしまいます。
ここが落とし穴です。
副業のために使えるお金があることと、そのお金を今使うべきかは別問題です。
筆者が特に危険だと考えるのは、最初から「高単価商品」に寄せすぎることです。
たとえば、高額ブランド品、精密機器、大型家電などは、1件あたりの利益が大きく見えることがあります。
しかし、真贋確認、動作確認、破損、返品、保管、発送の負担も重くなりやすいです。
会社員が副業初期にやるべきなのは、大きな勝負ではありません。
小さく検証して、勝ち筋だけを残すことです。
最初に決めるべきなのは「何を売るか」だけではありません。
何を売らないかです。
初心者の会社員は、次の3つを守るだけでも大きな失敗を減らせます。
- 初月は大量仕入れをしない
- 法律や許認可が曖昧な商品を扱わない
- 利益計算できない商品は仕入れない
物販副業は、攻める前に守りを固める副業です。
売上を急ぐより、まずは失敗を小さくする。
この順番を間違えないことが、長く続けるための条件です。
会社員が本業と両立する物販副業の時間設計
会社員の物販副業は、時間設計で続くかどうかが決まります。
どれだけ利益が出そうな商品でも、本業後に毎日疲れ切るようなら続きません。
最初は週3〜5時間で回る形を目指すのが現実的です。
たとえば、作業は次のように分けられます。
| 曜日 | 作業 |
|---|---|
| 月曜 | 売れた商品の確認、購入者対応 |
| 火曜 | 商品リサーチを30分 |
| 水曜 | 商品説明文の作成、価格調整 |
| 木曜 | 在庫確認、帳簿入力 |
| 金曜 | 梱包資材の確認 |
| 土曜 | 写真撮影、まとめて出品 |
| 日曜 | 売上・利益・作業時間の振り返り |
毎日すべてをやろうとすると疲れます。
だから、作業を曜日で分ける。
特に発送作業は、ルール化した方がよいです。
梱包資材をまとめて用意する。
発送方法を固定する。
商品サイズをできるだけそろえる。
発送できる曜日を決める。
これだけで、作業負担はかなり減ります。
会社員向けに実践しやすい流れは、不用品販売から始めて、小型雑貨や本、軽い小物など、発送サイズをそろえやすい商品へ進むことです。
その後、同じサイズ・同じ説明形式・同じ発送方法で回せる商品だけを残す。
この「同じ作業で回せる商品に絞る」という視点は、初心者ほど見落としがちです。
物販は商品数を増やせば楽になるわけではありません。
むしろ、商品が増えるほど管理は重くなります。
会社員の副業では、種類を増やすより、作業を減らす設計が重要です。
副業で睡眠時間を削り、本業の集中力が落ちるなら本末転倒です。
本業は毎月の安定収入を生む土台です。
物販副業は、その土台を壊すものではなく、補強するものであるべきです。
考察:会社員の物販副業は「最短で稼ぐ」より「最短で失敗を減らす」が正解
ここからは筆者の考察です。
会社員の物販副業で最も重要なのは、最短で大きく稼ぐことではありません。
最短で失敗を減らすことです。
副業初心者は、どうしても「何を売れば儲かるか」を探します。
しかし、会社員にとって本当に重要なのは、儲かる商品よりも、続けられる仕組みです。
売れる商品でも、発送が大変なら続きません。
利益率が高くても、真贋確認や許認可が難しいなら初心者向きではありません。
月10万円を狙えても、本業に支障が出るなら順番を間違えています。
物販副業の失敗パターンは、かなり似ています。
最初に大量仕入れをする。
売上だけ見て利益を見ない。
送料を後回しにする。
規約を読まない。
古物商許可や税金を後回しにする。
高額教材で近道を探す。
この流れに入ると、副業が資産形成ではなく、焦りの消費になります。
逆に、伸びる人は地味です。
不用品販売から始める。
売れた商品を記録する。
送料を確認する。
手数料を引く。
残った利益を見る。
作業時間を測る。
次に少額で試す。
この小さな検証を繰り返します。
私は、会社員の物販副業は「自宅に小さな商社を作ること」だと考えています。
商社である以上、仕入れ、販売、在庫、資金繰り、信用が必要です。
規模が小さくても、やっていることは商売です。
だからこそ、甘く見ない人ほど長く続きます。
物販副業で身につく力は、商品を売る力だけではありません。
数字を見る力。
購入者の不安を読む力。
説明文で信頼を作る力。
在庫と資金を管理する力。
ルールを確認して安全に進める力。
これらは、ブログ、情報発信、投資、不動産、独立準備にもつながります。
会社員が副業を始める意味は、収入源を増やすことだけではありません。
自分で選び、自分で売り、自分で数字を見て改善する経験を持つことです。
物販副業は、その入口としてかなり現実的です。
ただし、始め方を間違えなければ、です。
まとめ:会社員の物販副業は小さく始めて数字で判断する
会社員が物販副業を始めるなら、最初は不用品販売から始めるのが安全です。
いきなり仕入れるのではなく、出品、購入者対応、梱包、発送、利益計算の流れを小さく経験する。
そのうえで、少額仕入れに進む。
物販副業では、売上より利益、利益より作業時間、作業時間より継続性を見ることが大切です。
税金、古物商許可、販売プラットフォームの規約、禁止商品も確認が必要です。
特に中古品を仕入れて継続販売する場合は、古物商許可の要否を管轄警察署で確認してください。
会社員の物販副業は、最短で大きく稼ぐ副業ではありません。
小さく売り、数字を見て、失敗を減らしながら商売の基礎を学ぶ副業です。
この順番を守れば、本業を壊さずに収入の選択肢を増やせます。
よくある質問
会社員が物販副業を始めるなら何から売るべきですか?
最初は自宅の不用品から始めるのが現実的です。
仕入れ代がかからないため、赤字リスクを抑えながら、出品、購入者対応、梱包、発送、利益計算の流れを学べます。
物販副業で年間20万円以下なら確定申告は不要ですか?
見るべきなのは売上ではなく所得です。
給与所得者の副業所得が20万円以下など一定条件を満たす場合、所得税の確定申告が不要になることがあります。
ただし、住民税の申告が必要な場合や、医療費控除・ふるさと納税などで確定申告する場合もあるため、税務署や自治体に確認するのが安全です。
中古品を仕入れて売る場合、古物商許可は必要ですか?
販売目的で中古品を仕入れて継続的に売る場合、古物商許可が必要になる可能性があります。
一方で、自宅の不用品を売るだけなら一般的には不要と考えられます。
判断に迷う場合は、営業所所在地を管轄する警察署に確認してください。
会社員が物販副業で月10万円を目指すのは現実的ですか?
不可能ではありませんが、初心者が最初から狙うには高い目標です。
まずは月1万円の利益を作り、販売件数、作業時間、利益率を記録してから、月3万円、月5万円と段階的に伸ばす方が現実的です。
参照した主な情報
この記事では、弥生株式会社「副業でできるネット物販とは?始め方や注意点を詳しく解説」、doda「副業の実態調査【最新版】」、パーソルキャリアの副業実態調査発表、神奈川県警察「古物営業許可申請手続」、国税庁の副業向け確定申告資料を参照し、会社員向けに内容を整理しました。
制度、手数料、申告要件、販売プラットフォームの規約は変更される可能性があります。
実際に物販副業を始める前に、最新情報は各公式情報、勤務先の就業規則、管轄警察署、税務署、自治体で確認してください。
物販は、仕入れる前の判断で結果が変わります。
売れる商品を探すことだけでなく、資金管理、販売先、継続しやすい進め方まで整理することが重要です。物販・転売を含め、自分に合う副業の入口を無料で確認したい方は、ゼロアカのLINEから確認してください。


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